当研究室では、原子や分子を基本ブロックとしてこれまでに無い新しいナノスケールの構造物を作り出すこと、それらの構造物の物性を詳細に評価すること、これらの知見に基づいて新規デバイスの提案を行うことを目標として研究を推進しています。この方針は、ナノテクノロジーにおけるボトムアップのアプローチに沿うものです。研究手法としては、走査トンネル顕微鏡、原子間力顕微鏡、光電子分光法、低速電子回折、顕微ラマン分光などの様々な表面分析手法を、多くの場合に複合的に利用しています。この他に、表面反射分光、第二次高調波発生など表面敏感な光学計測手法の開発、応用にも力を入れています。
研究テーマは、半導体表面の構造、物性及び反応性の解析を主体としていますが、有機分子や生体分子の機能性の発現を目指した学際的な研究にも積極的に取り組んでいます。今後、低次元半導体、金属酸化物などにもテーマを拡げていきたいと考えています。
研究室の輪講を、首藤研究室と一体で行っています。私たちの研究[研究者ナビ]に興味を持った方は、是非、気軽に研究室にお尋ねください。
ROUTE生を募集しています。座学から離れて最先端の研究装置に触れることができ、また日々研究を進めている先輩方とも知り合える絶好のチャンスです!ナノサイエンス&テクノロジーに関心のある皆さんは是非一度見学にお越しください。
大野真也
内線:4200
E-mail: ohno-shinya-mv
主な就職先(院卒)
トヨタ自動車,JFEスチール,オリンパス,テレビ朝日,富士フィルム,NTTファシリティーズ,日産自動車,出光興産,富士通,野村総合研究所,マクニカなど
外部資金
独立行政法人日本学術振興会科学研究費補助金, 財団法人横浜工業会研究助成, 財団法人横浜学術教育振興財団研究助成, 財団法人材料科学技術振興財団研究助成, 財団法人池谷科学技術振興財団研究助成, 財団法人日本板硝子材料工学助成会研究助成, 財団法人村田学術振興財団研究助成, 他